
物持ちの良い性分で、気に入ったものは壊れても修理して使い続けます。
この時計は、今から10年ほど前に一目惚れして購入したもの。

見ての通り元は腕時計。

バンドがダメになるたびに交換しながら大切に使っていたのですが、ついに本体部分が経年劣化でパッキリ割れてしまいました。
それでも時計としては問題なく使えるので処分する気になれず、懐中時計風に掛けて使う事に。

これは、この時計のために作った専用のディスプレイケースです。
こういった唯一のものが作れる事が、カルトナージュの醍醐味だなあとつくづく思います。

掛けるための金具に選んだのは、
中川政七商店さん ( @nakagawamasa7 )の
“フック画鋲”。
色合いが絶妙で愛用しています。

ほとんど見えない背後の生地には、こっそりユーカリがプリントされています。
見えないおしゃれ(笑)


閉じたとき、開けたとき、共にゴールドの縁取りがピッタリと合わさるのが最高に気持ちの良い作品です。

今日はミモザの日なので、ミモザ柄のペーパーを背景に写真を撮りました。
これからは懐中時計として、動かなくなる日まで大切に使っていきます。
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